新社会人や進学で1人暮らしを始める際や、引っ越しで新しく住む物件に管理費・家賃込みの無料WiFiがあったらラッキーって思いますよね。
はてな
出費を抑えることができるのがメリットと考えてしまいますが、実はこれ、あまりおすすめできるネット回線ではないのです。
しっかりと安定したネットを利用したい場合は個別に契約するのがおすすめです。
この記事では家賃・管理費込みのネット回線の利用をおすすめできない理由と、個別にネット回線を契約した方がいい理由について解説します。
管理費・家賃込み賃貸物件のWiFiがおすすめできない2つの大きな理由
新しく住む住居の家賃や管理費にネット回線の料金が含まれている物件があります。
一見するとお得に見え、このネット回線に満足される方もいます。
しかし私はおすすめできません。
その理由としては以下の2つがあります。
- 通信速度が遅い場合が多い&使いたい時に使えない
- セキュリティが心配
この理由について詳しく解説していきます。
通信速度が遅い場合が多い&使いたい時に使えない
家賃や管理費込みのネット回線の大きなデメリットの1つとして通信速度が遅いという面です。
通信速度なんて気にしない方も多いと思いますが、スマートフォンも4Gから5Gに切り替わる時代に遅いネット回線はストレスの原因になります。
ネット回線の速度が遅い事を別の言い方にすると、繋がらないネット回線です。
例えばNetflixやAmazonプライムビデオで映画を見ていて途中で止まったら嫌じゃないですか?
スマートフォンで見る場合は画面が小さいので速度が遅い回線でも問題ありませんが、テレビのような大画面だとそうはいきません。
注意ポイント
使用するデータ量が多いので、通信速度や容量がある程度ないと使えません
最近ではオンライン授業やzoomミーティングなどがありますね。
繋がりが悪い回線を使っていると何を喋っているのかわからない現象ラグが生じることが起こります。
また1人だけ参加できない状態になって迷惑をっけてしまう事もあるでしょう。
このような事にならないためにも個別でネット回線を利用した方がいいのです。
単純に大事な個人情報の漏洩などセキュリティが心配
管理費や家賃込の回線は、全部の住居で繋がっている状態になっています。
フリーWiFiと同じような事になっているのですね。
注意ポイント
フリーWiFiは日本ではあまり危険視はされていませんが海外旅行でフリーWiFiを利用するとクレジットカードの情報が抜かれるなど危険がいっぱいなんですね。
災害のとき使える【無料Wifi】の【注意喚起】について書きました!
ID・パスワード不要なので,セキュリティが甘いため,クレカで買い物とかは控えた方が良いです.
また,ネットワーク名の確認も十分にして下さい!#台風#台風19号#台風対策#台風被害 #インターネット#無料Wifi#けんゆーマンガ pic.twitter.com/VtsFR6oHsg— けんゆー@アボカド作ってる人 (@kenyu0501_) October 11, 2019
先日発覚した、ハッキング被害について。
あまり有益とは言えないですが、初心者の方には役立つかもしれないので共有します。🔴原因
●無料Wi-Fiからのハッキング。おそらくウォレットのパスワードをとられている。
●ウォレット作って2ヶ月くらいの頃にハッキングされている可能性あり。
↓— aNone【未来着物NFT】あのね (@aNone_Craft) May 16, 2022
自分の身を守るためにも個別で回線(プロバイダ)を利用した方が良いです。
アパートやマンションで利用しない方がいい回線はどれ?
管理費や家賃込のネット回線を利用しない方が良い理由がわかったところで、月額料金を払って個別に契約するにもできればおすすめしたくない回線を紹介いたします。
これを使うくらいなら管理費や家賃込のネット回線を使った方が良いという事になります。
以下で紹介する回線は利用状況によってはおすすめできるものです。
しかしお家で使う回線としては、できればおすすめできないものとなっております。
ソフトバンクエアーやWiMAXなどのホームルーター
ソフトバンクエアーやWiMAXでは工事不要でコンセントに刺すだけで利用できるホームルータータイプの回線があります。
速度を速くしたくて個別契約したいのならこれはおすすめできません。
理由は速度が速くなく通信に制限があるからです。
ソフトバンクエアーは利用しすぎによる制限がありませんが、夕方や夜間など利用者が多い時間は通信速度を制限すると記載があります。
WiMAXは3日間で10GB利用すると翌日の夕方から速度制限になります。
利用したい時に繋がらない可能性がある回線を契約するのは勿体無いと思いませんか?
ホームルーターは団地など固定回線を引くことができないところにお住まいの方には非常に便利なものです。
しかし固定回線を利用可能なところにお住まいの場合は光回線を導入したほうがいいです。
メモ
しかし致し方ないかも建物もあります。どの光回線も敷けない場所はエリア検索で調べても無理な地域はまだまだ意外に多いです。ですが、基本的には集合住宅でも個別で敷ける場合は光回線の方が良いと思います
速度が住まいによってかなり遅い場合もあるので、ちょっと不安です。
クラウドSIMなどのモバイル回線
クラウドSIMなど持ち運べるワイファイルーターがあります。
これはあくまでも持ち運び用です。
自宅の固定回線に利用するには向いていないサービスです。
クラウドSIMの会社はたくさんありますが、ほとんどが100GBまでしか利用できないものです。
管理費や家賃込のネット回線は速度が遅い可能性がありますが使い放題です。
それにクラウドSIMは通信速度が遅い回線でもあるので固定回線の代わりにはなりません。
モバイルwifi
ではアパート・マンションではどのような回線を利用すればいいのか?
管理費や家賃込みのネット回線以外に固定回線を利用するのに光回線のサービスを利用するのがおすすめですが、どれを利用していいかわからない方もいるでしょう。
個人で契約することは個人でプロバイダを契約する事につながるので、IPv6の通信やIPoE方式の通信で速度が速くなる可能性があります。
スマホ割引がある回線もいいけど・・・
インターネと光回線を利用するのにおすすめなのがスマホ割引がある回線です。
スマートフォンがdocomoならドコモ光、ソフトバンクならソフトバンク光と非常にわかりやすいです。
しかし大事なところは管理費・家賃込みのネット回線のデメリットである通信速度を改善する部分です。
ドコモ光やソフトバンク光はNTTのフレッツ光の回線を利用しているものです。
多くの方が利用している回線なので混雑する可能性が高いです。
そこで大事なのがプロバイダ選びです。
例としてドコモ光でプロバイダをGMOとくとくBBにすると同じフレッツ光の回線でも「v6プラス」で高速通信が可能になります。
対応しているWiFiルーターは市販のもので大丈夫ですが、GMOとくとくBBから無料でレンタルも可能です。
ソフトバンク光の場合は通信速度を速くするためにオプションで光BBユニットのレンタルが必須です。
市販のWiFiルーターでは速度を速くするIPoE方式の通信を行えません。
スマホ割引がありますがオプションが必須なので基本料金がドコモ光より高くなります。
実家で家族がスマホ割引がある回線を利用していれば既に割引が組まれているので、無理をしてスマホ割のある回線を利用する必要はありません。
auひかりや地方電力系など独自回線
管理費や家賃込みのネット回線のデメリットである速度やセキュリティ問題の対策としておすすめなのがauひかりやコミュファ光、eo光など独自回線です。
auひかりはKDDIの独自回線を利用するのでフレッツ光の影響を受けません。
つまり速度が速くなる可能性が非常に高い事になります。
また同様に中部地方のコミュファ光や九州のメガエッグなども独自回線になり安いのでおすすめです。
注意ポイント
独自回線はフレッツ光の影響を受けないメリットがありますが、建物によっては利用できない可能性があります。
特に分譲マンションなどはNGになるケースが高いです。
2〜3階建ての場合は申請が通りやすい傾向がありますが、管理者次第です。
ただし申し込んだ光回線の会社が申請してくれますので個人で管理者に確認する必要はありません。
まとめ
管理費・家賃込みの回線のデメリット
- 通信速度が遅い
- セキュリティが心配
- 固定回線を利用すればデメリットを改善できる
管理費や家賃込みのネット回線は通信速度が遅い、つまりは繋がりにくい心配があります。
繋がりが悪いネット回線だと動画を満足に見れなかたり、zoomなど行う際にも切れてしまうことや何を言っているかわからないケースがあります。
また、管理費家賃込みの回線は全部の部屋で繋がっている回線ななのでフリーWiFiとほぼ同じ状態です。
混雑する時間帯は特にネットが繋がりにくい状態になりますしセキュリティが心配です。
このデメリットを改善するため固定回線を引っ張る事をおすすめします。
スマホの割引があるものでもいいですが、実家の家族などで既に割引を組まれている場合は割引適用中なため、根本的に安くなる回線や通信速度が速い回線にするといいでしょう。