
5Gエリアは?
5Gスマホを購入して5G回線をご利用しようとお考えですか?
しかし、5G回線を利用するにはエリア外だとできません。


5G回線を利用する前に5Gのエリアの状況を知っておきたいですね。
この記事で解説するエリア状況を見れば今5Gスマートフォンに変えるべきかわかると思います。
5Gとは何か?特徴など解説

5Gとは何か?4Gとの違いは?特徴など解説
まずは5Gの基礎知識から解説していきます。
5GのGは「Generation(世代)」の頭文字の事です。
5は五番目のという意味で、5Gは「第5世代の移動通信規格」のことを言います。
5Gには次の特徴があります。
- 高速通信で大容量
- 程遅延
- 多数接続
これはスマートフォンでゲームや動画を楽しむだけでなく、近年注目されているIoT(あらゆるモノがインターネットと繋がって情報交換をする仕組み)など含めて開発段階からあらゆる活用シーンが想定されています。
5Gはスマートフォンだけでなく、「社会全体のあらゆる端末やアプリケーションを活用するために作られた通信規格」です。
つまり5Gはスマートフォンのためではなく、あらゆる産業のために作られた次世代技術です。
4Gよりも通信速度が速い回線になりますが、スマートフォンにおける5Gは通信速度が速いだけです。
ダウンロードが早く、4Kや8Kの高画質動画を快適に見る事ができるでしょう。

このような5G回線をスマートフォンで体感するには5Gに対応したスマートフォンが必要です。
そして何より重要なのは、5Gのエリア内ではないと5G回線は利用できないことです。
5Gのエリアはどう?年ごとのエリア変化andエリア外では利用できない

auの2021年5Gエリア

auの2022年春5Gエリア

auの2022年冬5Gエリア
現在の5Gのエリアは非常に狭いです。
- 2021年8月現在では上記の画像の赤い点の部分でのみ利用可能です。
- 2022年2月現在では上記の画像の赤い枠の部分でのみ利用可能です。
- 2022年12月現在では上記の画像の赤い枠の部分でのみ利用可能です。
(見えにくいですが、小さい点の場所が丸い部分が対応エリアor近々の対応可能エリアになります)

2021年と2022年を比較してみると5Gエリアは少しずつ広がっています。

つまり、5Gの使用可能エリアは東京でも街中しか利用するのが難しく自宅で利用できるのはまだ先でしょう。
5Gエリアを検索できるページ

5Gエリア検索ページ
各3大キャリアのエリア検索ページ
どのキャリアもまだほんの一部分でしか5Gエリアが繋がっていません。
2020年3月下旬に各社5G対応のスマホをリリースしていますが、コロナの影響もあり5G対応のスマホを購入している人は少ない様子です。3G、4Gの時もそうですが、発売当初は通信が凄く途切れやすく使えない事がほとんどでした。完全にどこでも使いやすい状態になるには最低でも半年程は掛かるでしょう。早ければ2020年冬くらいになるのでは?と予想できます。
(2022年12月現在でも3社ともに5Gの開通エリアはそこまで変わっておらず、普通に使えるようになるのは1年以上は掛かる予測です。)
エリア外では4GLTE回線
5Gスマホを購入したら5Gの回線を利用することができます。
しかし、エリア内でしかその高速通信を利用することができません。
エリア外の場合はインターネットが利用できない訳ではなく、エリア外の場合は4Gの回線になります。
つまり、多くの方は5Gスマートフォンを購入しても速度に変わりがないという事になってしまいます。
エリアはいつ頃拡大される?
実際に日常でも5Gを使えるのは「2023年の秋ごろ」だと予測しています。
5Gエリアは現在全国的に徐々に拡大されています。
ドコモショップやauショップなど、スマートフォンのキャリアの店舗や人が集まりやすい場所を中心に拡大されている傾向があります。
家庭内で5Gの回線を利用できるのは当分先では無いかと思います。
これはあくまでも私の予想なのですが、2020年は新型コロナウイルスの影響で多くの事業や産業に遅れが出ています。
企業も社員に感染させたく無いと思っているはずですし、電波塔の工事にも慎重になっているでしょう。
あとは5Gの整備エリアが現在より拡大される可能性が高いです。
基本的に4Gまでは人口分布の過密度で広げられていると思います。
東京や大阪などから5Gのエリア展開、光回線の10Gbpsを展開していっている点からもそうでしょう。
ただ5Gは居住地域だけではなく、産業地域もエリアを拡大させていく方向です。
海外もそうしています。
「人口展開率」⇒「基盤展開率」で広げています。(人口カバー率ではなく国土面積カバー率)
5Gの利用は「人」だけでなく「産業」も取り入れていくからです。
そのため今現在ではまだ満足に5Gが使えているという意見は少ないです。
5G対応スマホなのに5G圏内に入るとようつべとかの読み込みクソ悪くなる件
4Gの方がマシに思う— ☆もち☆ (@moti9586) May 24, 2021
5G対応スマホなのに5G圏内に入るとようつべとかの読み込みクソ悪くなる件
4Gの方がマシに思う— ☆もち☆ (@moti9586) May 24, 2021
しかし、3大キャリアは2023年を目途にカバー率を大幅に広げていくことを考えています。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2011/05/news069.html
docomoは2023年3月末までに人口カバー率を70%の目標で考えているようです。
なので、まだ少し我慢が必要です。
5G回線の利用には5Gスマホの購入が必要
5Gの回線を利用するためには5Gスマートフォンが必要です。
つまり、購入しないといけません。
auの場合は月額料金の割引の条件にauでスマートフォンの購入が条件です。
5Gスマートフォン単体の最低金額と、5G回線を利用するなら性能のいいスマートフォンを利用したいと思いますのでおすすめスマートフォンを紹介島ます。
docomoとau、SoftBankで購入できる最安値のスマートフォンを紹介します。
- docomo:Galaxy S20 5G SC-51A 97,460円
- au:ZTE all 59,980円
- SoftBank:OPPO Reno3 5G 68,400円
各キャリアで最安値の5Gスマホを購入する場合は以上の金額になります。
docomoで購入する場合は最も高くなってしまいますね。
5Gのおすすめスマートフォンを紹介します。
おすすめスマートフォン
- Galaxy S20+ 5G(docomo・au)
- Galaxy S20 Ultra 5G(au)
- LG V60 ThinQ 5G(SoftBank)
5Gスマートフォンは今買うべき?
5Gのスマートフォンを紹介しましたが、最低でも60,000万円ですね。
ドコモに至っては最低額が10万円近いので購入に非常悩むでしょう。
そんなスマートフォンは今必要なのか気になるところだと思います。
現状のエリアを考えるとまだ狭すぎるので5Gスマートフォンはまだ不要と考えていいでしょう。
ただし、スマートフォンが故障している場合など買い替えなければならない状況ならば5Gスマートフォンを購入するといいでしょう。
5G対応iPhoneでエリア拡大?
日本で最もシェアが多いのはiPhoneです。
最も人気なスマートフォンがiPhoneと言っていいでしょう。
iPhoneの新型は10月に発表予定で、その新型で5Gに対応していると予想されています。
ポイント
iphoneが発売されるとなると、ここで一気に5Gエリアを拡大させる可能性は高いと思います。4Gの電波塔から徐々に切り替えるか同じ塔内で5G電波のシステムを増築させてエリアを広げるか詳しい手法はまだわかりませんが、ここである程度広げていかないとihpone12を発売する意味もないので少なくともある程度広げていくでしょう。
iPhoneの発売に合わせてドコモやau、SoftBankはエリアを拡大してくると予想する人もいます。
つまり、5G対応iPhoneの登場まで待ってみるという選択肢もアリでしょう。
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5Gエリア拡大まで料金的に待ったほうがいい?
docomo | au | SoftBank | |||
5Gギガホ | 5Gギガライト | データMAX 5G | データMAX 5G(2GB 以下) | メリハリプラン | ミニフィットプラン |
4,480円 | 1,980円〜 | 3,460円 | 1,980円〜 | 3,480円 | 1,980円〜 |
こちらはドコモ・au・SoftBankの公式が発表されている料金です。
これは各種割引が適用された最安値の料金です。
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一見すると安く見えますが、実はこの料金には割引が含まれていて複雑なカラクリがあり、ドコモ・au・SoftBankの三大キャリアの料金は非常にわかりにくいです。
5G回線の割引はこちらです。
- 3人家族(ドコモ)
- 4人家族(au・SoftBank)
- 光回線契約
- dカード払い(ドコモ)
- スマホ購入(au)
以上のような割引があって最低金額になります。
あくまでの最低金額なので、割引がなるべく適用されない単身で申し込んだ場合の料金を紹介します。
単身の場合の5Gの各社月額料金(光回線割引あり)
docomo | au | SoftBank | |
1人通信料金の合計 | 10,480円 | 10,960円 | 10,780円 |
半年後 | 11,480円 | 11,960円 | 11,780円 |
2年後 | 11,480円 | 12,960円 | 12,780円 |
内訳 | |||
1人スマホの合計 | 6,480円 | 6,480円 | 6,480円 |
光回線 | 4,000円 | 4,480円 | 4,300円 |
その他条件 | dカード払い | スマホ購入 | なし |
単身で契約した場合、光回線を含めた料金は以上のようになっています。
ドコモはドコモ光、auは日本全国で使えてauスマートバリューで最安値に割引されるビッグローブ光、SoftBankはソフトバンク光を契約した場合の料金になっています。
比較するとドコモが最も安いですね。
しかし単身の場合には光回線のような固定回線が不要という考えの方もいるでしょう。


単身の場合の5Gの各社月額料金(光回線割引なし)
docomo | au | SoftBank | |
1人通信料金の合計 | 6,480円 | 6,480円 | 6,480円 |
半年後 | 7,480円 | 7,480円 | 7,480円 |
2年後 | 7,480円 | 8,480円 | 8,480円 |
内訳 | |||
1人スマホの料金 | 6,480円 | 6,480円 | 6,480円 |
光回線 | 0円 | 0円 | 0円 |
その他条件 | dカード払い | スマホ購入 | なし |
光回線を利用しない場合は偶然にも各キャリア横並びで同じ料金になります。
ただし、ドコモはdカードで支払いauはスマホ購入が必須条件です。
以上のような高額な料金を払う事になるので、エリアが拡大される前には無理して5Gに変えなくてもいいかもしれません。

関連リンク
まとめ
5Gのエリア内でないと5G回線を利用することができません。
5Gのエリアはまだ狭すぎるので無理をして変更する必要は無いと思います。
5Gスマホは高額ですのでこの理由からも迷ってしまうでしょう。
5G対応のiPhoneの登場や東京オリンピックの頃にエリア拡大されると予想されますので、その頃まで待ってみるのもいいでしょう。