マンションの光回線は共用部分に電柱から回線が通った後、各部屋につながる仕組みになっています。

その方式は光ファイバー、LANケーブル、そしてVDSLです。

実際にどの配線を使っているかはマンションの管理会社や不動産屋さんに聞いてみるといいでしょう。

今回はこの中のVDSL方式について解説します。

 

VDSL方式とは

 

VLSLの正式名称は「Very high-bit-rate Digital Subscriber Line」です。

電話回線を使っている回線はADSLと同じですが、ADSLよりは速い回線になっています。

このVDSL方式は、インターネットが普及する前の建物の内線電話網として各部屋に繋がっていて、これをインターネットに利用しています。

なので、もともともはインターネットのためのものではないんですね。

現在はこれを光回線からの配線として主に使われています。

マンションの機内共有スペースまでが光回線で、各部屋の送受信するのがVDSL というイメージになります。

 

VDSL方式のメリット

 

VDSL方式のメリットについて解説します。

メリットは全部で3つあります。

 

通信速度はADSLより速い

ADSL方式は下り最大50Mbps程度ですが、VDSL方式は下り最大100Mbpsでの通信が可能になっています。

YouTubeなどの動画でも問題なく見れる速度です。

 

工事がしやすい

古くからあるマンションなどの集合受託ではVDSL方式がほとんどです。

VDSLでは大規模の工事が必要ないのでよく使われています。

 

回線工事費用が安い

これはユーザーにはあまり関係ない話ですが、VDSLは電話回線をそのまま使うので、光ファイバーを用いた配線よりもコストを抑えて開通させることができます。

まあ関係ないですね。

 

VDSLのデメリット

 

VDSL方式のデメリットは通信速度が光アイバー方式に比べて遅いことです。

フレッツ光やauひかりなど下り最大1Gbpsを契約したとしても、VDSL方式では最大100Mbpsなので絶対にこの速度は出ません。

どういうことかというと、先にお伝えした通り、マンションの共有部分までは光ファイバー繋がっているので1Gbpsです。そこから各部屋まで提供されるのがVDSL方式になるのどうしても遅くなってしまいます。

 

これは個人ではどうすることもできないです。

 

なのでどうしても下り最大1Gbpsの環境でインターネットをしたい場合は戸建てに住むか光ファイバー方式のマンションに住むしかありません。

そうは言っても、実際のところ体感的にはそこまでの差はありません。

 

体感的にというのは、Webページの閲覧の速度や、YouTubeなどのストリーミング動画をみる時に影響がないことです。

ストレスなく快適に利用できますので、VDSLでも懸念することはないです。

ダウンロード速度にこだわる人や、オンラインゲームで対戦を行う人は通信速度を求めていると思いますが、こだわりがなければVDSL方式でも問題ないです。

光ファイバー方式の1Gbpsもベストエフォート型で理論値で、実測値はこの10分の1〜100分の1程度の速度になります。インターネットの通信速度は配線方式以外にも住んでいる環境やプロパイダーの影響により変わってきますので、VDSL方式だから遅すぎるということではないので安心してください。

 

VDSLの速度を改善する方法

 

通信速度が遅いなと思った時の改善方法を紹介します。

 

プロバイダーを変える

 

インターネットを契約するときは回線の他にプロバイダーとも契約しています。

フレッツ光の光コラボは光回線とプロバイダーの料金がセットになっている状態です。

プロバイダーはインターネット回線を利用するためのIDやパスワードの役割で、プロバイダーのサーバーが混雑していると通信速度に影響が出ます。

なので、プロバイダー、または光コラボなら他の光コラボにすれば通信速度が改善することがあります。

ハッキリとしない理由は、通信速度は建物や地域の環境に影響を受けるので一概には言えないからです

なので安いだけで品質の悪いプロバイダーを選んでいるのであれば少しだけ費用を足していいプロバイダーにすると改善されやすいです。

オススメはスマートフォンとセットで割引になる光コラボです。

 

時間帯を変えてインターネットをする

インターネットは利用者が多いと回線が混雑してつながりにくくなります。

特にマンションでは建物の住人の多くがインターネットをすることでマンション内だけでも混雑してしまいます。

なので、混雑する時間を避けてインターネットをおこなるというのも一つの案です

 

ルーターを変えてみる

もしも使用しているWi-Fiルーターが古いものの場合は不調を起こして繋がらないことや速度が遅くなる場合があります。

Wi-Fiルーターには無線の規格というものがあり、この規格により通信速度が変わります。

 

11nや11acなどがありますが、速度が速くなるのは11acです

比較的新しいタイプのWi-Fiルーターでは11acまで対応していますが、インターネットの通信業者からのレンタル品や古いものはなどは規格が11nまでしかないというものが多いので、その場合は新しいものに変えるといいでしょう。

 

ホームルータータイプを利用してみる

インターネットをフレッツ光などの光回線でVDSL方式で遅いの感じた場合は、いっそのこと利用しないでソフトバンクエアーやWiMAXなどのホームルータータイプを利用するという方法もあります。

 

これはモバイル通信に似たもので、ホームルーターがインターネット通信を行ってくれます。コンセントに挿すだけで利用できるので工事の必要もありません。

お住いの地域や建物の環境によってはこちらの方が速くなるということがありますので検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

通信方式v6プラスの光コラボにする

追伸方式v6プラスというものは、簡単に言ってしまうと「インターネット通信が快適な光回線の通信」です。

従来の光回線の通信方式はIPv4で、利用者が多いものです。

特にフレッツ光・光コラボは利用者が最も多い光回線ですから混雑すると速度が遅くなります。

 

v6プラスは利用者が少なく、混雑するポイントを通りません。

 

なのでVDSL方式の場合はこの通信方式v6プラスにければ速度が速くなって快適なインターネットが利用できるでしょう。

 

まとめ

VDSL方式は古くからあるマンションの内線を利用しているものなので、インターネットのために作られたものではありません。

なので通信速度は光ファイバー方式に劣りますが、ほとんどの建物で体験的なストレスはないのです。

 

どうしても遅いと感じるのであれば、プロバイダーを変える、光コラボなら光コラボを変えるかホームルータータイプを利用してみてはいかがでしょうか。

 

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